どうも、Carlです。
先日やっとこの映画を見てきました…
セッション(2015)は本当に気に入った映画だったのでそれだけでもう楽しみなのにキャストが発表さされた時の期待値の上昇はハンパなかったですね。
なんたってゴズリング兄貴はヒットメーカーだしエマストーンもいい女優だしましてやこの2人のコラボは3回目ですからね(ラブアゲイン(2011)、ギャングスターズクワッド(2013)に続く)
さらにダミアンチャゼルは長編映画2本目ということで注目度も高くなっているので楽しみ半分不安半分くらいでした。
絶賛評が多い中、予告編や批評を1つも読まずにひたすら楽しみにしてた作品、ついに見てきました。
結果⁇
大大大大 大満足です!!!!!
ラ・ラ・ランド(2016)
La La Land
DIR: ダミアンチャゼル
STR: エマストーン
ライアンゴズリング
J.K シモンズ
あらすじ
ハリウッド女優を夢見るミアは、ジャズ復活を夢見るセバスチャンに出会い…
(あえて詳細は書きません)
もうツボツボでしたね!
色と照明はレフン監督並みの鮮やかさなのにポップで軽佻なミュージカルってところがレフン作品や過去作セッションのような重い雰囲気を出さずに誰でも楽しめるように出来上がってる!
衣装もとてもシンプルなのに美しく、世界観が作り出されてます(これはオスカーものだな)。
さすがに3回目の共演となると2人の息がぴったりで化学反応が起きてましたね笑
(兄貴の歌はブルーバレンタイン(2010)でも聞いたことありましたがエマストーンも歌えるとは…)
しかも驚くべきはカメラワーク!
特に歌のシーンはワンテイク!
まるでブロードウェイを名前で見ているような割に、クローズアップしたりと映画日かかったりもする新しい感覚!
(カメラワークの詳しくはこちら)
さらに、セッションにあったようなリズムに合わせての早い編集や、ラストのシーンの交互に映す手法(チャゼル監督独特)が使われてたりしてセッション好きは叫ばずにいられない!
途中、チャゼル監督が乗り移ってるシーンとかあったしwどこまで行ってもあの人の映画です!
何よりも素晴らしいのは歌!!!!
(見るまでサウンドトラック聞くの我慢しててよかった〜笑い)
前作と同じくジャスティンハーウィッツは今回もやってくれました!
ゴズリング兄貴のピアノもミュージカルソングも鳥肌が立つくらいよかったです!
(つかあれ本当に兄貴弾いてるんですかね⁇めちゃくちゃ上手いですw)
とりあえずオスカーノミネートは確実でしょう。
iTunesで購入しました。
セッションが激しく息苦しかったのに対して、コメディ要素が高くて前みたいにストレスを感じなくて済みます笑
簡単に言うとミュージカルロマンス映画です。
しかし予告編でエマストーンが歌う歌(Audition)でも"Here's to the one who dreams(夢見る者たちへ)"と言うように夢を見ること、諦めないことを直球で教えてくれます。
というか、「現実を見ろ」と言われるこの世の中、純粋に夢を追うことは悪くないよと語りかけてくれます。
ロマンチックに夢を見てて何が悪い!
どこにチャンスが転がっているかわからない。もしかしたら後一歩なのかもしれない。もう少し頑張ろう、そう思わせてくれる作品です。
(何気にセッションも夢追う若者とジャズ復活を望む人の話)
演奏の話といいジャズの良さを語るところといいどこまで行ってもセッションの監督の作品です!
そしてラスト…!
こうなれば良いなあって思ってたツボツボな終わり方を凌駕する出来で!もう!
ほんっとうに大好きです。
泣きました。美しすぎて。
おれもこんな涙初めてですよw
ネタバレになるのであまり深く語るのは我慢します。直接この感動を味わってください。そして2回目を見に行ってください。そして3回目を(略)
上映時間2時間7分、観客も素敵な夢を見れるとてもラブリーな映画です。
P.S
J.Kシモンズがすごい出演シーン短くて笑いましたwよっぽと気に入られたんですね
ちなみに、雰囲気1950年代くらいに見えますが舞台は現在です。
50年代はまだカラーが投入されてからまだ完全に馴染んでない時期なので、単色が強く映ったり、背景の色によって色が変わっちゃったりしていました。
そこもまたリアリティを追及される昨今、ハリウッドが栄えててオリジナリティーの強い作品が多かったあの頃の良さを思い出そう!と言ってるようでいいんですよねー
(オスカーも最近はノンフィクション作品が選ばれてますしね)
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