どうも、Carlです。
今年はテロがすごくて人ごみに行くのをなるべく避けたいですね…
(フランスとかアメリカとかトルコとか…)
怖い世の中になって来た。
今ニューヨークに休暇中なのですが、もうタイムズスクエアで年越しが怖いですよ…楽しみなのに。
(まあそれなりに警備も強化するのでしょうが)
ここまで来たらテロが起こって死ぬか何事もなく新年を迎えるかです。
もう日頃の行いをよくする以外に無いですねw
今回はそんなテロリスト達を相手にする国の偉い人たちの映画です。
アイ・イン・ザ・スカイ(2016)
Eye In The Sky
DIR: ゲイヴィンフッド
STR: ヘレンミレン
アーロンポール
アランリックマン
あらすじ
イギリスの大佐は追い続けていた過激派テロ組織が自爆テロを計画しているのを知り、その前に爆弾を打ち込み阻止しようとする。しかし、政治的立場や道徳を考えて安易な判断は出来ないことを知る。
これがアランリックマンの遺作になってしまいましたね…
ハリポタシリーズも然り、ダイハード(1988)を筆頭に最高の演技を見せてくれていたお気に入りの俳優の一人だったので未だに信じられません…
とりあえずそれは置いといて、この映画は本当にリアルに頭良く出来ていますね。
ISISが世界を恐怖のどん底に突き落としている今、それをどう対処するか、誰が判断するのか、何が起こるのかなかなか知り得ない現場からかけ離れたところの壮絶な討論を娯楽として見せてくれますね
(ドキュメンタリーみたいにそこまで重くならないし、ストーリー仕立てなので広い層の人たちが見にこれます。)
これを少しでも多くの人が見て、テロ(戦争)というのは裏でもこんなことが起こっていると感じ取ってほしいですね(ただ面白かったーで終わらないで)
ブレイキングバッド(2008〜2013)からアーロンポール登場は個人的にテンション上がりましたw
(いい人役だったのでは聞けませんでしたが…笑)
でもBrBaと同じで子供を思いやる優しいキャラクターでしたね。
一番人間味が出てて良かったです。
対してアランリックマンは少し非道な頭のいいキャラクターでした。(スネイプの意地悪い感じは全くなかったですね笑)
この映画の見所は現実的なところですね。
大体この手の映画は少しでも展開を面白くするために誰かしらが馬鹿なことをするんですけど、この映画はみんな正しいことを言ってるしベストを尽くしている。
例えそれがベストと言えなくても…
何がベストなんだ?!
こんな感じの映画です。
やはりモラルと倫理はこういう場面で衝突しますね(共存できない概念)。
どちらも正しいけど誰も幸せにはならない。
良いと悪いの定義とはなんなのか、見た後に深く考えさせられます。
こういう映画がもっと増えると良いですね…
世界情勢を考えると一人一人がこの問題をら考えた方が良いと思います。
この映画のラストは、上の人たちの大変さを感じると同時に彼らは正しかったのかと非難できるとても一筋縄に結論を出すことが難しい感じになってます。
でも人生ってそうですよね。
テストみたいに選んだ選択の答えって誰も教えてくれません。
なぜなら正解なんてないから。
それでも逃げられない時がある。
そんな人生のジレンマを世界規模で繰り広げてる人達の物語です。
では。
ブルース・ウィリス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2018-05-18
P.S.
そういえばキャプテンフィリップス(2013)の「Listen to me. Listen to me. I'm the captain now」の人も出てましたね〜
良い俳優さんなので是非売れてほしいです。
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