どうも、Carlです。

ついにアカデミー賞発表まで残り3週間を切りましたね!
今年のホストはジミーキンメルということで爆笑間違いないでしょう笑
マンチェスターバイザシーのプロデューサーとして因縁のマットデイモンも会場に参加するので絶対何かしらいじられるので楽しみですw

さて、今年の作品賞ノミニーは9つです。
例によって公開が遅い日本の皆さんには恐縮ですが、僕Carlは全ての作品を拝見しました。
そのうち6つはすでにレビュー済みです。
(感想はこちら: ハックソーリッジメッセージマンチェスターバイザシーララランドムーンライトHidden Figures(原題)

今回はその残り3つの中の一つを紹介したいと思います。
images

LION/ライオン 〜25年目のただいま〜(2016)
Lion

DIR: ガース・デイヴィス
STR: デーヴ・パテール
ルーニー・マーラ
ニコール・キッドマン
あらすじ
5歳の時に家族とはぐれてしまったサルーはオーストラリアの裕福な家に養子として引き取られる。約20年後、グーグルアースを使って故郷を見つけることを決意する。実話を描いた本が原作である。




作品賞だけでなく、アカデミー助演男優賞助演女優賞脚色賞撮影賞作曲賞にもノミネートされています。

大人になったサルーを演じているのはスラムドッグミリオネアのデーヴパテールですね!
しかし、ポスターや予告でバンバン出てきますが騙されないでください!彼は”助演男優”であってあくまで主役は子供の時のサルー役のサニー・パワーくんです!

lion_sunnypawar01-715x403


そうです、この映画前半いっぱいを5歳のサルーが占めます。
(なんとも可愛らしい子ですねwつか目デカすぎ!)



サルーの一家は貧しいけれども彼はとても幸せそうでした。
特にサルーがどれだけお兄ちゃん(グドゥ)とお母さんを愛してやまないかすごく伝わってきます。

だからこそはぐれてしまった時の寂しさや恐怖が半端ないです。

想像してみてください、5歳の自分が言葉の通じない町に一人ぼっちでいるところを。
しかも、町の人々も皆裕福ではなく、自分たちの事で精一杯なので孤児に構っている暇もありません。
(孤児なんてそこ中にいる町です。彼らも一人一人相手にしていたらキリのない状態なのです)

むしろ大人には金儲けのために孤児を奴隷に売り飛ばしたりする輩もいます。
誰も信用ならない状態です。

本当に過酷な状況で、自分がこの立場にいると思うとぞっとしました。


この5歳サルーのサバイバルが「もういいだろっ」てくらい流れます。
「もうわかったよ…これ以上見てるの辛い…」って感じです。

とにかくこのシークエンスでのサニーパワーくんはすごいです。
あの怒りや悲しみを抱えながらどこか諦めたような表情がなんとも言えません…
去年ルームのジェイコブくんにも驚きましたが2年連続で天才子役の出現です笑



後半は20年後過去に取り憑かれたサルーです。
過去と現在の間で翻弄します。

なかなか難しいですよね。
彼にとって過去とは昔の家族のこと。
簡単に「過ぎたことなのだから忘れなさい」とも言えず、かといって20年間大切に育ててくれた新しい家族や今の生活を捨てて探すあてもない故郷に帰るわけにもいかない。

ニコールキッドマンが演じるお母さんも良い人でこの人見てると思わず「もう昔のことなんて良いじゃん」といってしまいそうです。
(お母さんっ子なので特に)


そして”ただいま”の瞬間はすごくすごく泣きます泣きますよ

終わり方といいタイトルの出方といいとても良かったです!
(なぜタイトルがライオンなのか全くわからないですからねこっちはwライオン出てこないですし)


僕が気になったのは少し長いことです。
前半も後半ももう少しトリムできたのではないかと思いました。



映画を見終わると目を腫らしながら「グドゥーーーーー」と言う人が続出すると思いますw
ちなみに、エンドロールの曲は又してもSiaです笑
(2016年公開映画のフィフス・ウェーブもネオンデーモンも彼女の曲でした)

では。





P.S.
大人になったサルーはグーグルアースを使って故郷を探しますがそれでも10年前の話なので、2017年現在だともっと簡単に探せるのか疑問ですね多分できるでしょうけど